Canon PowerShot S110の不満なところ
- 2014/02/15
テスト期間真っ最中!
どうも、とさいぬです。
昨年3月の秋葉原旅行で買ってきたS110、そろそろ1年経つので簡単なレビューでもしようと思います。
といっても、カメラ自体のスペックに関しては文句ないほど優秀、というか僕がF値がどうだ高感度撮影でのノイズが・・・とか語れるほどの知識はないので今回は割愛。
「ちょっと気になるところ・不満なところ」を書いていこうと思います。
USB接続
以前使っていたSony製のカメラにはマスストレージ機能、PCとUSB接続するとリムーバブルドライブとして扱われる機能がありました。
これ、僕は地味に愛用していたんですよね。使い勝手もいいし、USBポートさえあればメモリースティックスロットが無くともOS問わず中のデータを読み書きできるのですから。
しかし、S110にはマスストレージ機能はありません。USB接続するとMTP接続になります。
これは本当に不便です。あまり使い勝手が良いとは言えないし、何よりOSを選んできます。
付属ソフトウェア
僕はカメラに付属ソフトウェアは使わないのですが、S110のWebservice連携(後述)の設定にCameraWindow DCというソフトウェアが必要になります。
はい、はっきり言います。
「Canonの付属ソフトウェアはクソ」
まずソフトあたりの容量、デカすぎます。PCのストレージの大容量化も進みあまり気にならないとはいえ、大半のソフトが1つあたり数百MBというのは辛いものがあります。
そしてソフトのインストーラ。僕のようにOSの表示言語を英語にすると見事にハマります。
Canonのカメラのツールを使いたいんだけど、インストール時に選択する言語のリストに日本がない(日本のサイトから落としたのに)
そのくせに、適当な地域選ぶとあとから住んでる地域に対応してないだとかでインストールし直し要求してくる
— ( ✹‿✹ ) (@tosainu_3930k) February 15, 2014
あ、地域をUSA、言語をEnglishにしたら通った
— ( ✹‿✹ ) (@tosainu_3930k) February 15, 2014
今度はアレだ、エラーは出なくなったけど連携するWebアプリが全部アメリカ仕様になったのかログインできねぇwwwwwww
— ( ✹‿✹ ) (@tosainu_3930k) February 15, 2014
例のキャノンソフト、日本語版Win XPにインストールしたら普通に日本語版インストールされて問題なく起動してしまったわ
— ( ✹‿✹ ) (@tosainu_3930k) February 15, 2014
日本で使い日本のアカウントにログインする場合は日本語表示のOSを使いましょう。
その他、僕は使ったことはありませんがCanon製プリンタソフトウェア等、ちょっと癖が強く使いづらかったり鬱陶しいイメージがありますね。
Wifi機能
「Wifi使えば写真転送とか最強じゃね????」
そう思って購入を検討される方もいるかもしれません。
しかし、僕の個人的な意見になりますが、あまり使い勝手が良いとは言えません。
勿論、AndroidやiOSデバイスなどにも画像を転送できるのは結構便利です。Wifi利用のためか転送スピードにも不満は無いほど速いです。
しかし、クライアントには専用のソフトウェアを要求されます。Android端末等だけではありません、PCにもです。
そう、出ましたCanon製ソフトウェア。先程記述の通りあまり使いやすいとは言えません。
Webサービス連携機能
カメラにWifiが付いているため、カメラから直接Twitter始めいくつかのWebサービスに画像を転送することができます。
しかしまぁ、なんというか。ホント細かいところに手が届いていない感ハンパないです。
S110からは以下のサービスに接続することができます。
- CANON iMAGE GATEWAY
- Facebook (未検証)
- YouTube (未検証)
- Flickr
- Google Drive (未検証)
- メール
「お、最強じゃんか!」っと思うかもしれません。残念でした。
CANON iMAGE GATEWAY
Canon製品を買った人が投稿できるWebアルバムのようなもの。表示も見やすく便利そうですが、はっきり言って過疎っててアレです。
せっかくならpic.twitter.com等に投稿するようにして欲しかったです。
S110からTwitterと連携させてうpするとこうなります。
写真を投稿しました。 http://t.co/qOsBDNGWMs #cig
— ( ✹‿✹ ) (@tosainu_3930k) February 15, 2014
はい、画像は上記のCANON iMAGE GATEWAYにうpされ、Twitterにはそのリンクが投稿されます。
「写真を投稿しました。」という文章は設定して表示させているもので、何も設定しないと普通にリンクだけが投稿されます。
そして、Twitter自体がこのサービスに対応していないためサムネイルは出ないし、他の方が見ても「これは画像のリンクだ」とわかりづらいです。
Flickr
これが唯一のまともに連携できます。
メール
指定アドレスに画像を添付できるのかと思ったら大間違い。
Twitterなどと同様、CANON iMAGE GATEWAYアルバムリンクを指定アドレスに送るだけというものでした。
Twitter連携が残念すぎたので、Flicker2Twitterのメール投稿のアドレスを設定したら神化するんじゃねと妄想しましたが無理でした。
っとこんな感じです。
もちろん最初にも書きましたが、カメラ自体の性能には十分満足、むしろ使いこなせていないくらい高性能です。
Canonさん、せっかくのハードウェアを活かすためにももう少しソフトウェアを頑張ってみたらどうでしょうか。
Web連携サービスAPIのフリー化も待ってます♡
ではでは〜