VcoreをOffsetModeで指定してみた
- 2013/05/01
- DIY PC
どーもです~
2013年4月のアクセス数ですが、
10,000超えたwww
とはいうものの、全然嬉しくないですね。
記事別のアクセス数をみてみると、
スパムが来ている記事のアクセス数が桁違いに多い
スパム対策をしたものの、相変わらず当サイトへのアクセスは続いているようです。
困ったもんですね・・・
本題に入ります。
自作機1号では、せっかくのK石ってことで、現在4500MHzまでオーバークロックしています。
実際、ベンチマークでスコアが上がるだけで、「速くなった」と体感することは少ないのですが。
当然、ここまでクロックを上げようとなると、電圧を盛る必要がありまして、
例えばCPUのcore電圧はManualModeで1.420[V]まで盛っています(詳しいパラメーターは知りたい人がいたら公開するかも)。
ですが、このように設定した場合、
アイドルでも電圧が一定
になってしまいます。
そこで調べていて気になったのが、「OffsetMode」による電圧の設定。
自分自身、この方法による設定についてよくわからなかったのでメモ。
OffsetModeとは
調べてわかったことを簡単に説明すると、
VID±指定値[V]
って感じの設定方法らしいです。
また、VIDは
CPUがマザーに送っている動作に必要な電圧
の情報のことで、動作クロックなどによって変化するものみたいです。
つまり、OffsetModeで設定すると、
動作クロックに合わせて電圧が変化させられる
ということがわかりました。
じゃあVIDはいくつなのか?
どんな盛り方を設定するものかわかったものの、VIDがどのくらいか調べないと盛る量の検討がつきません。
調べると、「HWINFO64」が便利そうです。
ダウンロードし、Sensors-onlyのチェックを入れて起動するとこんなウィンドウが出てきます。
Core #x VID ・・・のところがコアごとのVIDです。
BCLK100MHZ、TurboRatio45の状態でOCCTをかけるとVIDは1.382[V]まで上昇しました。
ということで今回は余裕を持たせ、VcoreをOffsetMode:+0.020[V]にしてみました。
結果
Prime95をかけてみたところ
4500MHzでのVIDである1.382[V]に確かに約0.02[V]盛られています。
Maxが1.424[V]になっていますが、おそらくLLCが働いたのでしょう。
アイドル
キター
ちゃんと電圧が下がっています!
また、アイドルでのCPU温度は5度くらい下がりました♪
とりあえずこの状態でPrime95は1時間半完走でしたが、CINEBENCHで若干のスコア低下とLLCで1.424[V]まで上がった形跡があったため、
OffsetMode:+0.025[V]にして様子を見たいと思います。
また、海外のフォーラムを見ていると、PLL Voltageを結構盛ってる人が多いみたいなので(現在1.825[V])、その辺りの検証もしてみたいと思います。
PLLはアイドル時の安定性が向上するとかなんだとか・・・
今のマザーボードはかなり高性能になってますね。
Sandy、Ivyのクロックの上げやすさも驚きです。
このマシンを組む前、よくソケ478の北森pen4とかソケ939のあちゅろんで遊んでましたが、500MHzUPくらいが精一杯でしたからね・・・
※今回の記事で出てきた値は、
僕の環境
での値ですので、他の環境では上手く動かない場合があると思います。
特に、この3930kたんは「Vcore上げるだけじゃクロック上げにくい(僕の経験上)」ので、注意が必要です。
また、一応オーバークロックは自己責任で挑戦するものです。
僕の環境でCPUが盛りすぎで死んだとかはないですが、話を聞く限り死ぬときは死ぬらしいです・・・